only dreaming
「……俺の名を呼んで。直江、と。お願いだから呼んでみて」
耳朶を舐め上げながら、吐息で囁く。
それすら刺激になったのだろう。彼は水に落ちた犬みたいにぶるっと身体を震わせた。
「なお…え?」
「そう、その調子」
「直江…直江っ!オレ、もうっっ!」
舌足らずに叫んで夢中でむしゃぶりついてくる。
「さあ、一度、ラクになりましょうね」
握りこんでいた彼の分身を激しく擦りたててやる。
ほどなく彼は白濁を吐き出して、ぐったりと弛緩した。
何もかもが、たまらなく、美しかった。
もう、彼を手放せない。
それは予感でもあり確信でもあった。
こうれんさまのSS読んだら、脳内映像がとんでもなくって、
たまらずもう1枚です。
2019/07/26
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